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新・横浜経済季評

【2011.12】集客効果の高いイベントを!

街のにぎわいに欠かせないイベント

小売店にとって欠かせないのは集客である。魚がいないところに網をかけても魚が獲れないように、顧客のいないところで客待ちをしても無駄である。しかし、魚の場合は魚群探知機と言う近代兵器があって、魚のいる場所を探して、操船できるが、商店の場合はお客に来てもらう必要があるので、魚のようにはいかない。したがって、商店の場合は綿密な顧客管理によって集客する努力はもちろん必要であるが、商店街の構成商店が協力し合って、集客効果のある「話題づくり」を行う必要がある。
 従来の集客イベントは、第一に地元のお祭り、第二に、年末セール、中元セール、バレンタインデー、七夕祭り、クリスマスセール、第三に独自に企画するクリアランスセール、プロ野球優勝協賛セール、四季折々の、桜祭り、イルミネーション祭り、と言った、何かを取り上げてイベントの工夫をするということになる。しかし、費用対効果の関係で商店街はいつも議論が伯仲する。福引、つかみどりなどいろいろな企画をすることになるが予算や手不足などもあり、最近のイベントはいつも同じような企画や他の商店街との差別化されているものがなく、魅力的なモノが少ないように思う。

オリジナルイベントを貫く商店街

商店街によっては商店街の歴史、顧客の期待、役員の考えの中に、オリジナリ性と言うことが暗黙の了解事項となって、驚くような企画をいつもするところもある。企画アイデアは役員はもちろん構成商店の経営者がいろいろなアイデアを持ち込むので、理事長のポケットの中には複数のアイデアが詰まっていると言うからうらやましい。キーワードはお客様が喜ぶか、話題性があるか、パブリシティー効果があるか、商店街のイメージに合うか、と言ったことで、買い物につながるかと言った速効性のようなものはあまり考えないという。商店街が賑やかになれば、そのお客を買い物客にできるかどうかは各商店の腕次第ということである。

フランス・ボルドー地方の変わったマラソン

先頃、全日空の機内誌「翼の王国」を読む機会があった。爛侫薀鵐后Ε椒襯鼻蔀亙、ワイン畑を走る”というタイトルで、走っている人の写真を見ると、スーパーマンや囚人のような格好の人もおり、仮装をしているランナーがいるようなので面白そうなマラソンだなと思って読んでみた。読まれた方もおられると思うので、簡単に紹介しよう。
 このマラソンはワインシャトーがたくさんあるボルドー地方のメドック地区を走るので爛瓮疋奪マラソン”と言われている。信じがたいことにコースの途中でワインが振舞われるというのだ。いくらぶどうの産地を走るとはいえ、ワインを飲みながら走るなどと言うことは許されるのであろうか。しかし、このマラソンはマラソン好きのお医者さんが発起人だと言うからさらに驚く。発起人チーム6人中4人がドクターでスポーツ医学の専門家が企画し、事前に参加者の心電図などの検査をして研究発表なども行うと言うから変わっている。もちろんマラソン当日はコース10か所の医療スポットに300人の医療スタッフが配置される。そして、マラソン大会前日の夕方にはシャトーで行われる夕食会で美味しいワインと料理に舌鼓を打ちながら、夜が更けるまで乾杯を繰り返し前夜祭を楽しむ。いよいよ二日目がマラソン本番であるが、競技マラソンではないので、とにかく楽しく走る事がもっとも大切ということである。したがって強制ではないが仮装して走るのが原則で走ったとたんランナー同志の交流が始まる。参加者は8500人、海外からも30ヶ国から2500人もの参加者がいるというからまさに国際的なマラソンである。そして変わっているのはコース途中に演奏楽団がいるかと思えば、走るためにはワインは欠かせないとばかりコース途中には水ならぬワインが置かれ、医師の診断書を持っている参加者はワインを飲みながら走るということになる。勿論おいしいサイコロステーキや牡蠣やアイスクリームなどが随所に置かれる。そして、ゴール前2キロ地点には、汗だらけになったペイントの顔をきれいにするところが設けられ化粧直しをしてかっこよくゴールするというわけである。翌日の三日目はぶどう畑の散策やシャトーのワインをテースティングしたり昼食会があったりマラソンの余韻でワイン三昧の一日を過ごし、三日間のメドックマラソンは終了する。26年もの歴史あるこのマラソンには日本の企業もメーンスポンサーになっているというから悔しい限りである。

東京スカイツリーはイベントの敵か

東京スカイツリーは建設中から話題を提供しており、すでに大きな観光資源として経済効果を発揮し始めている。どんなイベントもかなわない超目玉集客施設と言える。世界一の高さである634mからの眺めは関東地方一円が見えると言うからまさに絶景そのもので、一度は上まで上ってみたいというのが人情である。まだ、開業していないのに毎日のように見学者が来訪し、浅草界隈はにぎわっていると言うからうらやましい。しかし、このタワーには大きなショッピングゾーンができるため、商業者にとっては何とか出店したい場所と言うことになるが、浅草界隈の出店料の3倍もするとあっては、中小商店の出店は難しいのかもしれない。高い家賃のところで苦戦するよりはスカイツリーが集客した観光客を相手に、小判鮫商法で勝負する方が利口なやり方とも言える。超近代的なスカイツリーと一見ミスマッチな浅草の雰囲気は人気空間になるのではないだろうか。折角スカイツリーが集客してくれるわけだから、そのお客様を確保しスカイツリー効果をモノにする努力は各個店の努力にかかっている。問題はどこまでスカイツリーの影響が及ぶかである。旅行会社もスカイツリーを目玉に企画を組むと思われるので、横浜も影響なしとは言えない。かなりの観光客が流れると見るべきではないだろうか。対策は難しいがユニークなイベントでゲリラ的集客効果を上げることと、スカイツリーを敵にせず、スカイツリーの帰りには横浜中華街といったツアーを組んでもらうよう観光開発会社にユニークで魅力的な提案を考えたいものである。

本物かと驚いた「恐竜」

恐竜に会う機会があった。もちろん本物がいるわけはないので、着ぐるみである。しかし、その出来栄えや動きは本物と思わせるに十分であった。本物を見た人はいないわけで、想像の域を出ないわけであるが、この着ぐるみを作った企業は、史実や文献をもとに、限りなく本物に見えるものを作った。この経営者は美術大学を出てからTV局の美術部で腕を磨き、平面を立体的に見せる立体画をマスターし起業し実物大の恐竜を作った。動かなければ意味がないということから、日本のものづくり技術を駆使し、ボディーは炭素繊維で8mという巨体のティラノサウルスでも重量50kg、中にパイロットが入り、CCDカメラで外界状況モニターし、外部にいるリーダーとの双方向無線で連絡を取りながら、首や口、尻尾を操作し動きまわる。二足歩行なので、天秤の原理でバランスを崩しても元に自動的に戻る構造となっている。さらに、動きに合わせて気付かないところに音響オペレータがおり、恐竜まがいの鳴き声や足音を出すので、大きな口で迫られるとのぞけってしまう。この恐竜は目下5種類の恐竜がイベントで活躍しており人気があるという。横浜博覧会の蜘蛛も人気があったが、この恐竜は本物そっくりと言うリアリティーを限りなく追及したところに、日本でなければできないこだわりを感じる。
■イベントは福引、ガラガラポン、つかみどり、温泉招待だけではない。イベントの世界も変化し、工夫も行われている。スカイツリーオープンは来年5月22日と発表されているが、さて、横浜の商店街は、横浜の商店はどのような対策をするのでしょうか。イノベーションは随所で始まっている。

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