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田中 健介 氏
インタビュー 2017年4月
日本ナポリタン学会では、〈トマトケチャップもしくはトマトソース〉で〈炒める〉というのが定義です。
日本ナポリタン学会会長
田中 健介 氏  
PROFILE
日本ナポリタン学会会長。1967年横浜市戸塚区生まれ、南、中区育ち、現在南区在住。スパゲッティ・ナポリタン発祥の地・横浜の魅力を伝えるべく、2009年に市民有志で同学会を結成。14年に「第4回地域再生大賞」優秀賞。著書に「麺食力(めんしょくりょく)」

──「日本ナポリタン学会」というのはどんな団体で、いつからあるのですか。

学会としては2009年の9月から。法人とかではなく、市民有志の任意団体です。どちらかというとサークル活動的に続けています。
 (スパゲッティ)ナポリタンは横浜が発祥の地と、なかなか知られていないので、それを広めていこうと。横浜洋食はホテルニューグランドから広まっていったのが多いですが、その一つがナポリタンです。関内・伊勢佐木町の洋食屋さんは、ニューグランドで修行されてお店を開いたケースが多い。横浜というと臨海部の中華街、みなとみらいのイメージが強いですが、それだけではない。2009年から日本ナポリタン学会として、アカデミックなことは全然やれてはいないですけど、ナポリタンのお店を紹介していけたらということです。

──発足7年目になるのですね。始まりは横浜開港150周年(Y150)のときに名古屋の方と対決をして、優勝されたことからだとか。

もともとは2007年頃、横浜の地域SNS「ハマっち!」で私がブログを書いていたんです。開港150周年になるので、150個の何かを書いていこうと思って。麺類が好きなので(150食の麺類を)、横浜の麺文化って独特じゃないですか。サンマーメンとかタンメンも横浜発祥と言われている。そういう横浜らしい麺料理を食べ歩くブログを書いていたら、面白いことをやっていこうと盛り上がって、SNSにはいろんな方がいて、声を掛けてきたのが今の副会長の岩室晶子さん。

──名古屋の謎のミュージシャンと言われている方ですね。

もともと編曲家なのですが、名古屋出身で、今は都筑区に住んでいてまちづくりとかをやっている方なんです。名古屋ではイタリアンという名前で、熱々のステーキ皿の上に載っている。横浜生まれのナポリタンと名古屋のイタリアンと、頂上対決をやろうと。横浜メディアビジネスセンター1階のtvkカフェを借り切ってやらせて頂きました。中区でY150のイベント募集があって補助金が出るというので応募して、2月にやったのでY150のイベント第一弾みたいで。

──その時、法人会でもウォークラリーをやりました。頂上対決では料理も作られたのですか。

私はもともと飲食関係の仕事ですし(作れる)、ノリな感じでやってたから(笑)。(当日は)200人近い人が集まりました。このまま終わらせるのはもったいない、ナポリタンのポテンシャルはすごい、もっと広めていこうということになった。負けた人が「ナポリタン学会を設立します」と宣言をする、というので対決したのですが、なぜか、勝った(横浜の)私が宣言することになっちゃった。

──それで会長になられた。会員は何人くらいいますか。

最初は20人くらいで、累計では50人くらいいると思います。年に1回は総会をやって、あとは年に数回の例会。日本ナポリタン学会認定店舗というのを進めていて、いま横浜市内で15店舗。認定式で幟と認定証を授与させて頂いてます。学会では、一緒にイベントをやりませんかというお話を頂いたり、次の認定店舗はどこにするとか話しています。

──いま認定されているのは?

花咲町の「センターグリル」さん。初代は、もともとホテルニューグランドの初代総料理長さんが経営していたホテルで修行されて、独立された

──昔の銀色の皿で出てくるタイプですね。

アルマイト皿というのですね。ナポリタンは、洋食屋さんだけでなく喫茶店にもあるのも魅力。横浜で代表的な喫茶店のナポリタンと言うことで南太田の「ぱぁら〜泉」さん。吉田町近くの福富町にある「レストランタマガワ」。ホテルニューグランドの初代総料理長さんのお弟子さんの下で修行された。吉田町で商売されている方はエネルギーがすごいですね。あとは長者町の方で「レストランすいれん」。

──すいれんさんはメニューも多くて、おいしいですよね。

中区は9店舗くらいあります。セルテのビルの「スポーツカフェ ヤンキィース」。関内・馬車道で言うと「横浜ビール・驛の食卓」。横浜発祥の清水屋ケチャップを使っている。清水屋ケチャップは(現在は壥晴伊槓泙復刻発売)全部オーガニックのものを使ってます。ほかに認定商品が4つありまして、その一つがナポリタンケーキです。「ふらんすやま」さんにケーキを買いに行ったときお話ししたら「ちょっとやってみます」って。

──ああ、ナポリタンの味がしますよね。上に載っている緑色の、甘いゼリーだろうと思って食べたらピーマンだった(笑)。

ピーマンとベーコンがトッピング。下に玉ねぎのクッキー。何種類かのチーズを混ぜたクリームがあって、その上にケチャップ。甘くないです。反響は凄かった。今はやっていないんですが。

──みんな名店ばかりですよね。

横浜で長く続いているお店だったり、新しくても横浜への愛が感じられるお店を認定していきます。

──そもそもナポリタンの定義とは?

日本ナポリタン学会では、〈トマトケチャップもしくはトマトソース〉で〈炒める〉というのが定義です。フライパンで炒めて、煮詰めて甘みを出す。私はもともと麺類が好きで、ラーメンより焼きそばが好き。ナポリタンは焼きそば的要素があるじゃないですか。ゆでおいた麺を冷蔵庫で一回寝かせて、それを炒めて、時々水を指して仕上げる。あれをやることでアルファ化させる。お米を炊く時のもちもち感がある。スパゲティってアルデンテというコシのある麺も確かに美味しいんですけど、水分量が多いとソースに絡みやすいんですって。ゆでおいた麺はしっかり味がついて美味しい。これは科学的に証明されているんです。

──ナポリタンの名前はイタリアのナポリからと思いますが、ナポリにはナポリタンってないんですよね。

そうですね。2012年に日本ナポリタン学会でナポリに行きました。ナポリタンあられを作っている「美濃屋あられ製造本舗」さんを通じて、「ナポリで日本のアニメ文化を広げるイベントをやる、日本食を出すブースを設けたい」という方にお会いして。「日本料理の中にナポリタンがあるのをナポリで発信するのは面白いのじゃないか」とそそのかされて(笑)。ブースでやっている時にナポリ市長が来られて食べていただいて、「ブオーノ!」。

──おいしかったんですね。

私は実は、行ってない。FM戸塚で月1回番組をやっていた時期だったので。ゴールデンウィークのイベントでブース出してって言われて、そこでナポリタンを作っていた。スカイプでナポリとつなごうと、FM戸塚開局以来初のイタリア中継。(時差で)向こうは夜中くらいだったかな(笑)。

──田中さんはナポリタンを作るのがお仕事というわけではないのですよね。

はい、飲食関係ですけど。(学会のメンバーは)みなさん、横浜で商売している人やナポリタン好きの人たちが集まってくれたんです。意見を頂いたりしているイートナポさんというナポリタンのブログで有名な方がいて、テレビによく出てらっしゃる。ビジュアル的にイケメンなんで。僕らはラジオとか(笑)。

──休みの日は四六時中がナポリタン?

考えてますねえ。ナポリタンの店に行くこともあれば、スーパーでお買い物していてもすごくアンテナを張っている自分に気がつきます。冷凍食品とかパスタのコーナーとか、パンでもナポリタンロールとかありますから。お弁当の付け合せや定食の横にあったり。主役で食べたり。
 日本ナポリタン学会は、副会長に言わせると〈ナポリタンを通したまちづくり〉。我々は横浜の面白いナポリタンを探す、ナポリタンを通じて横浜をめぐる。そういうワクワク感を提供したいと思ってるんです。商店街もシャッター通りが増えてきつつあるけれど、スーパーとかで買えないもの(を応援して行けたら)。今、認定商品が「美濃屋あられ製造本舗」のあられ「横浜ナポリタン」。「壥晴伊槓沺廚気鵑任論郷絏哀吋船礇奪廚鬟戞璽垢縫譽肇襯箸離宗璽后廁壥瀬淵櫂螢織鵝廚鮑遒辰討ださった。

──ゆでた麺に掛ければいい。

そうです。あと、炒めてくださいって。ほかに推奨したいのが、「岩井の胡麻油」のごまラー油をナポリタンにかける。(タバスコに代えて)辛みがおいしいんですよ。スパゲティでなくて中華麺でも一興。FM横浜で大絶賛して頂きました。ナポリタンを通じて横浜の魅力を発信して、いろんな業種の方と面白いことをやるというのが、ナポリタン学会のやりがいだと思います。

──これからも楽しい情報発進をお願いいたします。

ぱぁら〜泉にて(1月24日取材)
インタビュアー 植草・相澤

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