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吉泉 英紀 氏
インタビュー 2016年10月
「自分の住んでいる街に関わって、街を良くする仕事をしたい」と、シンプルに思いました。
横浜市西区長
吉泉 英紀 氏  
PROFILE
昭和58年 本市入庁/平成13年 港湾局担当課長(庶務係長)/平成14年 総務局組織管理課長/平成17年 総務局部次長(組織管理課長)/平成18年 鶴見区部次長(福祉保健課長)/平成20年 健康福祉局保健事業課長/平成21年 監査事務局担当部長/平成22年 監査事務局調整部長/平成23年 水道局副局長 兼 総務部長/平成26年 政策局副局長 兼 総務部長/平成28年 西区長(現職)

──最初に、吉泉区長が横浜市に入庁された動機をお聞かせ頂けますか。

「自分の住んでいる街に関わって、街をより良くする仕事をしたい」と思っていたことが最大の理由です。
 私は小学校卒業と同時に横浜に引っ越してきたのですが、人々の触れ合いが大変盛んで活気があり、自然も多く空気がきれいで、街には魅力ある商店街が立ち並び、とても住みやすい街だと感じました。この住みやすい街、横浜のために働き、また、大勢の方に横浜の魅力を感じてほしいと考えたことが、横浜市への入庁の動機です。

──今年4月に西区区長になられるまでは、どのようなお仕事を?

昭和58年に横浜市に入庁し、道路局に配属されました。最初の仕事は総務課で経理事務でしたので、執行管理や予算編成、決算業務などを担当しました。土木事務所の総括事務も担当していたので、西土木事務所にも、打ち合わせで何度も通ったんですよ。道路局では3年間勤務し、次に初めての異動で、財政局財政課で勤務となりました。このときには、横浜市全体の予算編成業務に従事し、行政の仕事の基礎を幅広く学ぶことができました。当時はバブルの時代で税収も右肩上がり。みなとみらい事業を始めとした様々な公共事業が市内各地で盛んに進み、躍動感あふれる華やかな時期でしたね。残業や休日出勤など仕事のスタイルも熾烈で、今の若い人たちには想像できないくらい、ハードな勤務だったのを思い出します。日本全体がそのような空気に包まれていた時期でしたよね。
 平成2年に係長試験に合格して港北区役所に配属され、その後、総務局や港湾局、鶴見区役所、水道局、政策局など12の部署を経験してきました。

──直近の区役所勤務の鶴見区では、どのようなお仕事を担当されたのですか。

福祉保健課長として平成18年から2年間勤務しました。これまでとは全く違うジャンルの業務を担当することとなり、当初は知らないことの連続で戸惑いましたが、区民の皆さまに支えられる毎日でした。区民の健康づくりや、地域における福祉活動の活性化、感染症対策などに取組んだのですが、特に鶴見区の地域福祉保健計画の全面改定があり、区民の皆さまとともに計画づくりを進め、立派な計画にまとめあげたことが思い出です。また、ちょうど鶴見区が区制80周年を迎える時期でしたので、記念事業として鶴見区の名産を集めた冊子も作りました。これも印象深い仕事です。

──地元の名産って意外と気がつかないですね。

西区では、一昨年の70周年の時に、おいしい物や商店街に着目して、地域を愛する気持ちを醸成するような冊子を作っています。第1弾『ハマにしへ行こう!』がお持ち帰りできるおいしい物、第2弾が『ハマにしで買おう!』商店街特集です。そして今、第3弾を企画しています。お店で食べられるおいしい物の特集です。
 商店街は身近な地域で買い物ができる区民にとっては大事な存在ですし、情報の集まる地域コミュニティの核ともなる場所ですから、応援していきます。

──地元の飲食店やお店が載っていると楽しいですし、話題になりますね。

店主さんが高齢になられたり、後継者を見つけることが難しかったりと、商店街の経営環境が厳しくなっているのは事実だと思います。このため、西区役所では、昨年から商店街の経営支援に取り組んでいます。例えば、ハロウィンキャンペーンにより、たくさんの子どもたちが商店街を訪れ楽しんでもらうなど、商店街が区民に親しんでいただけるイベント等を繰り返し行っていくことで、商店街が元気になって行ければと思っています。

──いいことですよね。商店街があると街に活気が出ますからね。商店街特集の第3弾の発行は?

11月6日(日)に西区民まつりがありますので、その時にお披露目できるように考えています。区民まつりには私は初参加ですから(笑)、参加者の皆さんのほうがベテランです。子どもさんのステージがあったり、お父さんやお母さんのバンドがあったり、さらに企業の皆さんもたくさん参加してくださいます。住民どうしはもちろん、企業と住民の方の関係が顔の見える関係であれば、万一の災害時にも助け合う土台となりますから、出会いの場としても使っていただければと思います。

──日ごろの出会いが大事ですねえ。地域のつどいで意見交換もされていますね。

はい、地域のつどいでは「にこまちプラン」(西区地域福祉保健計画 にこやかしあわせくらしのまちプラン)をどう実践していくか話し合っていただいています。ともすると〈行政と住民の話し合い〉となってしまうことが多いのですが、地域の皆さん同士が「こういうふうにすれば」と、自分たちの街をどのように良くしていくかを相談されています。すばらしい会だと思います。皆さん、とても意欲的で、自分たちが作ったプランだから自分たちが実行していくと決めていらっしゃいます。西区役所としては、この輪を広げていくことが今の大きなテーマと考えています。
 西区には「にこまち」のもととなった「にこやかしあわせくらしのうた」という歌がありまして、区役所のエレベーターの中で流しています。

──へえ、先ほどエレベーターで聴いたのがそうでしたか。

地域の懇親会とかありますと、皆さんで歌っていただいたり、区民の皆様に愛される歌となっています。私も一緒に歌わせていただいております。皆さまとの一体感を常に感じながら、皆様を応援していきたいと思っています。

──「にこまちプラン」には企業も参加しているのでしょうか。

企業の方も非常に大事なパートナーです。地域で営業していただいている地元企業の方々には、西区で開催される各種イベントへご協力をいただくなど、地域を支える力となっていただいています。
 また、横浜駅やみなとみらい地区を抱えていますので、大企業の皆様にも西区へのご協力もいただいています。みなとみらい地区には日産や富士ゼロックスなどの本社がありますし、京浜急行電鉄も2019年の秋に本社が東京都から移転されます。
 企業の皆様からお預かりする税金を、市域全体としては、少子高齢化対策や都市インフラの整備、自然災害への対応、医療・介護の問題など、課題を解決していき、「人も企業も輝く横浜」を実現していくために活用させていただきたいと考えています。

──なるほど。お忙しい中で気分転換も必要だと思いますが、何かご趣味は?

趣味はスポーツジムに通って汗を流すことで、泳いだり走ったりしています。汗を流すことで身体と頭をすっきりさせて、仕事に向かっています。また、自転車の好きな同僚の影響で、私もクロスバイクを手に入れて三浦半島を一周したこともありました。

──ところで、約30年後に西区は100周年を迎えますね。そのとき、西区がどういう状況になっていてほしいと思われますか。みなとみらい地区、横浜駅近辺の企業は増えていくと思いますが(旧地区との)バランスはどうなるでしょうか。

大分先の話にもなりますね(笑)。まずは地域同士がつながりを深めている行政区であってほしいと思います。西区は都心部に位置し、1世帯構成人数が1.9人です。昔は大家族で何世代もの家族が同居していましたから、家族の中で支え合うことができていたと思いますが、今は家族だけで支え合うことは難しい状況だと思います。地域の人たちが協力して、人と人とが繋がって、また、企業と繋がってより良い社会を作り上げる、そうした区であってほしいと思います。顔見知りがいろんな所にいたり、企業の皆様が地域に入ってくださったり、そういうことを活発に進めて行くことによって、西区はますます発展していく町になると思います。

──最後に中法人会メンバーにひと言頂けますか。

法人会の皆様には、いろんな役割を担っていただいており、この場をお借りして感謝を申し上げます。防犯活動やクリーンナップ活動などにより、住みやすい西区がさらに住みやすくなり、西区に魅力に感じて人や企業が集まってくるという好循環が生まれると思います。これからも地域の大事な一員として、一緒に地域作りに取り組んでいただければと思っています。よろしくお願いいたします。

──ありがとうございました。

横浜市西区長室にて(7月20日取材)
インタビュアー 植草・相澤

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