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まあるくあるく

【2020.06】147センチの女将さん。

足しげく通った大好きだったお店が、何らかの理由で閉店してしまうというのはとても寂しいものです。大好きだったラーメン屋さんだとかレストラン、食堂。洋服屋さん、床屋さん、ま、とにかくどんなジャンルでも、居心地のいい空間が無くなるのは、中々な喪失感を感じるものです。

僕にとっては、はい、もうお分かりだと思うのですが、そうです、行きつけの酒場が閉店するって、かなりのストレスになるんですね。

最近のハナシです(自粛要請の前です、念のため)。通いなれた、大好きだった酒場が店を閉め、その店舗を、知らない人がほぼ居抜きで、引き継ぐ形で新しいお店をオープンさせました。当然、酒場。

人の心理って不思議なもので、あ、僕だけかも知れませんが、「以前のお店」が大好きであればあるほど、同じ場所にできた、オーナーも店名も暖簾も変わった「新しいお店」をなんだかモヤモヤした気分で眺めてしまうものです。何となく斜に構えて、少し意地悪な感情を、まず持ってしまう。どうせ前の店みたいに楽しいわけがない、というスタートライン。で、いろいろな意味で気になっているものの、何となく、入ってみる気がしない、と。というか入る勇気がでない。

お酒を飲まないヒトには理解しにくいかもしれませんが、町の酒場はどこでも、ただお酒を飲んで酔うことができればそれでいい、という場所ではありません。お店の人の人柄やセンス、気の合う常連さんや気の合わない常連さん、そのお店ならではの会話のトーン、当然口に入れるものの味や値段のバランス、幾つもの要素がが複雑に科学変化を起こして「その店ならでは」の時間を作ります。

ですから、全く同じ場所で店内の基本構造も同じで、なのに全く知らない人が全く違う暖簾をかけて酒場を開いている風景って、死んだはずの仲間が、全く違う人格で目の前に現れた、というくらい、不思議で受け入れにくい状況なんです、例えが悪くてごめんなさい。

そんなこんな(?)で、先日、ようやくそのお店に行ってみたのです、恐る恐る。

以前のお店の頃からの飲み友達と、どうか先に行ってみてチョーだい、そんでもって、どんなお店になっちゃってるんだか報告してチョーだい、となすり合いを続けていたのですがついに友人から、行ってみたとのメールが。そこには、あまり良くない感想。で、僕も二の足を踏んでいたのですが、ちょっとほろ酔い気分でその店の前を通りかかって、何となく、ホントーに無意識に入ってみたんですね、でも、恐る恐るだけど。

とてもチャーミングな女性がカウンターの中に。僕も恐る恐るなら、よく考えるとお店側も僕に対して、恐る恐る、なんですよね。「前のお店からの常連の方ですか?」と、ぎこちない導入会話から、気が付いたらあっという間に居心地のいい空間になっていました。

その女性がひとりで切り盛りしている明るくて清潔な立ち飲み屋さん。

何より驚いたのは、まだ若いのに、料理に全く妥協がない、という事でした。そして。 自分の理想の立ち飲み屋さんを、自分の手で作るのだ、といった、覚悟。

まだ開店して数か月しか経っていないのに、その界隈では一番の繁盛店になっていますね。

美味しいおつまみ、会話の回転の速さ、丁寧な言葉遣い、細かな気遣い、そりゃ繁盛するわな。若いのに、たまごやき、だとか、おから、だとか、ヒジキ、だとか、クラッシックなモノもしっかり作れたりね。なんだか信用できる味。

すでに、支店だそうかなぁ、などと彼女は言っていますがそれが、かなり現実味を帯びて聞こえます。

お店は、横浜のはずれの港町にあります。。お店の名前のヒントは、笑顔を表現するときに使うコトバ。興味のある方は自粛騒ぎが終わったら、探してみてください。お勧めです。あ、その若いけど肝の座った女将さんは、身長、147センチ、かわいいおちびちゃんです。

Photo:藤間 久子『Slowly』

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