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僕のお守り

【2018.10】元号が変わると聞いてノスタルジックに。

世間のニュースに疎いのは僕の弱点のひとつですが、来年、平成から年号が変わるんですってね。

世間の端っこで生きている僕の要望などどうでもいいのですが、なるべく長く平成が続くといいのにな、と、思ってしまうんです。平成30年は、父が亡くなって30年なんですね。

そう、平成が続くと父が死んでから何年経ったか自動的にわかるシステム。はい、ただそれだけの理由。

これは僕が、数字に弱い、計算が苦手、というコトをバカ面で自白していることにほかなりません。

「今、昭和だとすると昭和何年だっけ」とか即答できないし、「私19○○年生まれです」とか「オレは昭和○○年に生まれました」といわれても、計算が苦手なものだからとっさにその人の年齢が解らない。

ま、そんなことはさておき、年号が変わると、僕も三つの時代を生きることになるんだなぁ、とちょっと不思議な気分になります。

僕は当然昭和生まれですが、今や昭和から残っている建物やお店や、家電などの、モノ、音楽などは、昭和レトロ、などと呼ばれたりしてね。僕たちが当たり前に知っていることを平成生まれの人達は全く知らなくて、会話しててもビックリしたりしてさ。

昭和から平成に変わる最後の4年間が、僕の、青春、と呼べる時間を過ごした時期でした。

高校を卒業して独り暮らし。寂れた商店街の中にある家賃2万円のアパートに住み着きました。

1階が味噌やら雑貨やら売ってる昔ながらのお酒屋さんで、そのお酒屋さんが大家さん。

昼間は不真面目に学校に通いつつ、アルバイトを掛け持ち。家出に近いカタチだったので、基本的には仕送りナシ。当然ビンボーですね。しかも、音楽活動をしていて、身の程知らずもいいとこでプロを目指しちゃうという血迷いっぷり、で、音楽関係にバイト代を使っちゃう。当時知り合った劇団やってたやつもいましたが、いずれにしてもビンボー、いつも腹ペコ、でも、怖くなかったねー、若かったねー、僕。

家賃は毎月、直接大家さんのお酒屋さんに持っていくのですが払えない月もしばしば。でも、その大家さんも、払えないことを謝りに行くと、キタゾノ君、あるときでいいから、と笑いながら、逆にサンマのかば焼き缶詰なんかをいくつも持たせてくれたりしてね。

アパートの目の前がお肉屋さんで、そこの息子とも友達でしたから、お金が無いのでコロッケ一つだけ買いに行っても、ほかの揚げ物やお惣菜を内緒で持たせてくれたり。それだけでもありがたいのに、夜、店じまいの後、売れ残ったお惣菜とお酒を僕の部屋まで届けてくれて、そのまま宴会、とかね。そのうち他の仲間も顔を出したり。

僕の部屋はその頃の仲間たちがよく集まる場所でした。みんな来る度、何かしら、田舎から送ってきた野菜だの、絶対に二日酔いになりそうなお酒とか持ち寄ってきて自然発生的にずるずると狭いアパート一間の宴会が始まるんですね。中には高校卒業してすぐに社会人になったリッチなヤツもいて、その頃、その商店街に初めてできたコンビニでちょっといいつまみを買ってきたりして。

テレビも冷暖房も無い部屋で車座になって貧しいつまみと質の悪いお酒を飲みつつ、友人の心配話や、ろくに解ってないのに社会や体制に対する不満とか、当然、好きになった女の子のハナシやら、お金はないけど体力だけはあるという年代ですから、あっという間に西日しか入らない部屋でも外が明るくなります。まぎれもなく昭和チックな毎日でしたな。

コンビニもファミレスもまだ珍しかった横浜の片田舎、昭和の終わりなんてついこの前のようなのに。年月が経つのは早いなぁ。

Photo:藤間 久子『Slowly』

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