公益社団法人横浜中法人会
 
公益社団法人 横浜中法人会 住所:横浜市中区不老町2-11-8 税経研修センター TEL:045-662-6433 FAX:045-641-8222
HOME 法人会概要 入会のご案内 サービス 行事予定カレンダー 他会行事予定  
公告の掲載について
僕のお守り

【2018.04】まくらのまねごと。

お雛様の日の夜更けに、この原稿を書いています。

この数日、陽気も春めいてきて、ちょっと暖かい日も増えきたし、本当に寒がりな僕には春の予感はとてもうれしいことです。

何かいいことが起きそうな、前向きな予感も芽生えます。

とはいったものの、これから悩ましいのは、そう、花粉症。僕の場合、だいたいゴールデンウィークの頃までは面倒な日々が続きます。

今も、すでに目はかゆいし、くしゃみは出るしさ。

春眠暁を覚えず、というコトバがあるように、この時期やたらと眠い、ということをおっしゃるヒトも僕の周辺には何人かいる。

これから社会に出るフレッシュマンの皆様におかれましては、五月病、なんてのにかかるヒトもいらっしゃいますね。

秋の夜長、とか、読書の秋、とか、秋には何となく品のいい慣用句(?)が揃っていますが、あえて僕は「この春は読書の春」と勝手に位置づけました。

去年引っ越しをしたのですが、思い切って6畳半分位の大切な本を捨てました。泣きましたよ、ホントにね!

絶対に手元に置くべき数冊を丁寧に包み、引っ越し業者さんに「後の本は処分してください」と、泣きながら頭を下げましたよ。

シゴトで行き詰ったらこの本を開く。女の子に振られたらこの本を読みながらやけ酒じゃ。とても幸せな出来事があって、友人と酒を飲んだ帰りの電車の中ではこれを読まなきゃ。

どの本も想いでいっぱい(忘れてるのもあるけど)。

さて最近、お互いの本の貸し借りができる友人ができました。

会社勤めを辞めてから、初めてできた読書友達。

その友達は、当然読書が好きなのですが、それと同時に「本のカタチにコーフンする」。

その癖、なんとなく解らないわけじゃないです。で、聞いてみた。

「図書館1泊ツアーとかあったらどうする?」。

「ハナヂが出ます」。

「神田神保町のお気に入りの書店で1泊できるとしたら?」。

「ハナヂが出ます」。

で、その彼女は僕のエッセイをよく読んでくれている方なんですが、唐突に聞かれるんですね。「書くのにどれくらいの時間がかかるのか?」「ああいう文章はどんな気で書くんですか?」などなど。

約25年も書いているわけですから、頭の悪い僕も少しずつ文体を変えたりするんですね。

でね、僕も思っていることを正直に答えたんです。

「落語でいう、まくら、のようなモノを書くトライをしています、と、だから、なかなか本ネタにたどり着けないんですよねー」。

あ、そうかー、まくらだと思って読むと合点がいくわー、と彼女。

当然彼女は本マニアでもありますが、よく話すと落語にも造詣の深いヒトでもありました。

母などは、僕のエッセイなんか読んでる気配なんかないのに、ときおり、「アンタのエッセイさー、本質を書いてないよねー」とダメ出しを。

ハハ、あなたには説明してもわからないから。これでもけっこう大変なんだから。といっても無理があるのでうつむく僕です。

その、本が好きなヒトが、どうやら俳句に興味があるようなので、またハナシが楽しくなりそうです。

僕も俳句はとても好きなので、春を通り越し、秋の夜長の頃、気の利いた俳句でも捻れるようになればいいなぁ。

Photo:藤間 久子『Slowly』

会員情報
会員リスト
会員専用メニュー
会員専用 会員リスト
メールアドレス登録
操作マニュアル
部会
青年部会
社会経済の動き
 

-天気予報コム- -FC2-
社団法人横浜中法人会
Copyright (c) 2004-2006 Yokohama Naka hohjinkai All rights reserved. Produce by saipri