公益社団法人横浜中法人会
 
公益社団法人 横浜中法人会 住所:横浜市中区不老町2-11-8 税経研修センター TEL:045-662-6433 FAX:045-641-8222
HOME 法人会概要 入会のご案内 サービス 行事予定カレンダー 他会行事予定  
公告の掲載について
僕のお守り

【2015.01】頑張って、というキーワード。

頑張ってね。

頑張ってくださいね。

頑張りましょう。

こういったコトバ、口に出してはいけない場面がある、と、まことしやかに語る人がいます。

例えば。

重い病気と闘っている人に。

育児や家事や、嫁姑関係で苦しんでいる人に。

親の介護と向かい合っている人に。

自分には荷が重い仕事を抱えている人に。

障害を持つ家族と過ごす人に。

災害にあい、理不尽な日々を過ごす人に。

ま、例を出すと枚挙に暇がありませんね。

で、そんな人たちに向かって、頑張って、と言ってはいけない、と。

とっくに、今まさに頑張っている人に、頑張って、と言うのは失礼だと。

言われたほうはきっとムッとするよ、言われなくても頑張ってるよ!、って、きっと思うものって。

ここから先は、反対意見がたくさん寄せられるのを覚悟で書いちゃう。

僕は、頑張って!、と言っちゃう。

20代の後半、僕は、死にリアルにつながる病気になりました。

手術とかは無かったけど、けっこうヘビーな検査も毎日。

とはいっても入院期間は約2ヶ月。

とんでもない副作用の点滴を受けてね、あ、その薬って、投与された人の中には自殺しちゃう人が出るような治療なんですね。

わりと社会問題になったりしたり、ワイドショーにも取り上げられたりしてね。

僕も、その治療を受けた。

投与後、30分くらいで、熱が40度くらいまで跳ね上がって、寝ているベッドごと揺れるような震えが襲ってくる。

ま、そんな毎日をベッドの上で過していたワケです。

で、僕も、友人達も、みんな若い時分なモンで、しょっちゅう、仕事帰りにお見舞いに来てくれるんですよ。

なんだか、文明堂のカステラなんか持って、ヤッホー、などと言いながらぞろぞろと、嬉しそうにお見舞いに来るワケです。

僕、甘いもの食べない。

しかも、カステラは、包丁でカットしないといけない一本物。

看護師さんにあげようとしても、規則として患者さんからモノをもらっちゃいけない、と。

そのほかにも、ほとほと持て余すお見舞い品、多数。

この、入院中のエピソードに関しては、あと、数本のエッセイが書けるくらいネタがあるのですが、ここでは書きません。

書かないっていうより、書けない、こともあるけどさ、例えば夜勤明けの看護師さんを通用門で待ち伏せして、パジャマのままドライブに連れて行ってもらったとかね、って、そんなことは置いといて。

ハナシを戻しますが、頑張って問題。

僕、自分が重い病気で頑張っている時、周囲の心ある人達から言われた、頑張って、というコトバ、正直に、少しも不愉快じゃなかった、むしろ、カステラなんかより、うんとうれしいプレゼントだった気がするんです。

キタゾノ、頑張れ!

父が突然死して、22歳の僕が、ある日突然、世間への対応をしなければいけなくなった時、失意と、事態に呆然とする僕に、駆けつけてくれたセンパイや友人が僕を見つめて言ってくれた。

キタゾノ、頑張れ!

勇気が出ましたよ、だって、みんな、すごく真剣に、頑張れ!、頑張って!、頑張ろうよ!って言ってくれるんだもん。

僕は、頑張って、というコトバ、好きです。

頑張って、とそのコトバを、口先ではなく、真剣に相手を思って投げかけるのなら、頑張って、を受け取る側も不愉快に思わないんじゃないかな。

あ、これ、1月号ですね。

今年も一年、頑張りましょう。

Photo:藤間 久子『Slowly』

会員情報
会員リスト
会員専用メニュー
会員専用 会員リスト
メールアドレス登録
操作マニュアル
部会
青年部会
社会経済の動き
 

-天気予報コム- -FC2-
社団法人横浜中法人会
Copyright (c) 2004-2006 Yokohama Naka hohjinkai All rights reserved. Produce by saipri